常念山脈(長野) 大天井岳(2922.1m)、東天井岳(2814m)、横通岳(2767.1m) 2023年8月26日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 0:18 駐車余地−−0:26 林道終点−−1:12 大滝−−1:51 笠原沢−−2:30 最終水場−−3:07 常念乗越−−4:31 東天井岳直下−−5:10 中天井岳 5:12−−5:18 大天荘−−5:26 大天井岳 6:18−−6:25 大天荘−−7:31 東天井岳直下−−7:06 東天井岳−−7:09 縦走路−−7:39 2690m鞍部−−7:52 横通岳 7:54−−8:24 常念乗越−−8:43 最終水場−−9:11 笠原沢−−9:34 大滝−−10:01水浴び 10:07−−10:13 林道終点−−10:18 駐車余地

場所長野県松本市/安曇野市/大町市
年月日2023年8月26日 日帰り
天候快晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場一ノ沢林道の駐車余地を利用
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント一ノ沢から今年初の大天井岳を日帰り往復。帰りに東天井岳と横通岳に立ち寄った。9月間近と言うのに気温は高く、早朝でも山頂の気温はおそらく+10℃程度はあったと思う。湿気が多く雲海が高くて奥日光の山々は見えず早い時刻から稜線にガスが上がってきたが、日の出の時間帯は大展望を楽しめた。金曜日から入山している人が多く、常念小屋、大天荘テント場とも結構な数のテントがあった。2組の雷鳥親子に会うことができた


大天井岳から見た穂高連峰〜槍ヶ岳。写真では伝わらないが大天井岳から見た槍ヶ岳は思ったよりも近く存在感は別格である


いつもの駐車余地。金曜夜で満車は初めて 林道終点
常念乗越 午前3時過ぎのテント場
松本市街地の明かり 露光4秒で星空撮影。一応写ってはいた
午前4時半過ぎの東の空。雲が高い 中央のピークが大天井岳
久しぶりに中天井岳を目指す。踏跡あり 中天井岳山頂
中天井岳から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
大天井岳に向かう
大天荘前のテント場。土曜朝で結構な数があった。撤収作業中が多い
山頂に向かう 大天井岳山頂
大天井岳から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
大天井岳から見た立山、剱岳
大天井岳から見た後立山
大天井岳から見た八ヶ岳
大天井岳から見た南アルプス
大天井岳から見た中央アルプス
大天井岳から見た水晶岳と薬師岳
大天井岳から見た頚城山脈。空気の透明度が悪くかすかに見える程度
大天井岳の影 大天井岳から見た富士山
大天井岳から見た白山 大天井岳から見た恵那山
大天井岳から見た燕岳、北燕岳
大天井岳から見た燕山荘
大天井岳から見た硫黄尾根赤岳付近 大天井岳から見た赤岳
大天井岳から見た硫黄岳 大天井岳から見た浅間山
大天井岳から見た穂高連峰 大天井岳から見た北穂高岳
山頂直下で雷鳥親子発見。子は2羽いた 無人の山頂を辞して下山開始
トウヤクリンドウ ミヤマアキノキリンソウ
タカネヨモギ 大天荘
大天荘前 ミヤマコゴメグサ
タカネツメクサ 燕岳にガスがかかる
イワツメクサ コマクサ
東天井岳に向かう 東天井岳山頂
東天井岳から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
東天井岳から南に延びる尾根。大昔は上高地に下る登山道があった 横通岳と常念岳
タカネヤハズハハコ アオノツガザクラ
ウメバチソウがたくさん咲いていた オヤマリンドウもたくさん見られた
猿の群れ 2640m鞍部への下り
ホシガラスの食事跡 穂高の横に木曾御嶽、乗鞍岳が見え始めた
クロマメノキ。登山道脇に大量に生えている クロマメノキの実。天然のブルーベリー
ハクサンシャクナゲの実 横通岳への登り返し
縦走路から横通岳山頂への踏跡に入る 穂高連峰と涸沢カール
涸沢ヒュッテとテント場
常念乗越にガスがかかり始めた 横通岳山頂が見えた。先客が数人いる
横通岳山頂
横通岳から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)。安曇野側からガスが上がり始めていた
常念乗越へと下る 常念小屋を見下ろす
縦走路に合流 正面には常念岳
登山道縁に雷鳥親子に遭遇。どうやら子は1羽。母親は逃げる態勢を取りながらも人が1mくらいまで近付いても逃げなかった
一時的に樹林帯の日陰に入る ヤマハハコ
広い方のテント場 小屋に近い狭い方のテント場
常念乗越 ママコナ
ネバリノギラン カニコウモリ
最終水場 ミヤマアカバナ
ミヤマタネツケバナ ゴマナ
最終水場直下の一ノ沢本流 ミソガワソウ
ミヤマアキノキリンソウ トリカブト
ハンゴンソウ。キオンと同じ花だが葉っぱが分かれているので簡単に見分けられる
ハクサンオミナエシの種 時々ガスがかかって涼しくなる
センジュガンビ 一ノ沢の下流を見ている
ソバナ チョウジギク
今日は水辺で休む人が非常に多かった 水量が少ない笠原沢
烏帽子沢右岸の今年更新された木製階段 烏帽子沢
烏帽子沢は大雨直後以外は流れは無いのに橋があった イヌヤマハッカ
古池 キンミズヒキ
山ノ神 私の水浴び場
ツリフネソウ 林道終点
林道終点 最上部の路側駐車余地
駐車余地


 お盆を過ぎて例年なら朝晩は涼しくなる季節だが今年は暑いまま。山も暑いままで毎日のようにどこかしらで雷雨がやってきていて、概ねお昼くらいからが山で雨が降り始める目安だ。今週末もその傾向は続いており、早めに登って早めに下山して雨を避けるのが得策だろう。

 行先だが今年初の大天井岳とした。先週の常念岳に続いて2週連続の一ノ沢コース起点である。私の足で登りで約5時間かかり時間的には鹿島槍と同程度であるが、累積標高差は大天井岳の方が低いのでいくぶん楽である。

 金曜夜の早い時刻に一ノ沢林道に入る。今日は平日なので公式駐車場より僅かに手前の林道脇の駐車スペースの車は少なかったが、その先に数か所ある林道脇の小さな駐車スペースには結構な車が入っていてびっくり。いつも使う駐車スペースは4台入るが3台駐車されていて金曜夜でこの入りは初めてかも。大気の状態が不安定とは言え基本は夏晴れであり、平日から土日にかけて同じような天気ということもあり入山者が多いのかも。最後の駐車余地に車を止めて仮眠。

 大天井岳山頂到着は日の出の時刻である午前5時15分をターゲットとして0時15分を僅かに過ぎてから出発。上空は満点の星空で雨の心配はなさそうだ。気温は高めで最初から首に濡れタオルを巻いて片手には扇。LEDライトの光で登っていく。

 先週歩いたばかりのルートなので様子は分かっている。今回は広い涸れ沢の烏帽子沢の橋に惑わされることはなかった。ここは大雨直後以外は水が流れることはなく、今年になって橋がかけられたのは不思議である。笠原沢は先週同様に水量はかなり少なく橋が無くても渡れる程度。その先の一ノ沢本流も水量は少ないままだった。ここまで来ると気温が低下して汗はほぼかかずに済むようになった。これが夜間登山の最大のメリットである。

 最終水場で水を補給してジグザグの登山道を急登。常念乗越到着は午前3時過ぎと早い時間帯であり、常念岳山頂を目指す登山者の光はまだ無かったが、テント場は既に明かりがたくさんでテントの中で活動を開始していた。でもまだ日の出まで約2時間あるので出発は1時間後くらいであろう。

 久しぶりにテント場脇を通過して大天井岳方面へ。僅かな区間だけ矮小な樹林帯を通過して再び森林限界を突破してハイマツ帯へ入り展望が開ける。右手には松本方面の町明かりが輝いている。この夜景を撮影するついでに星空も撮影。三脚は持っておらず手持ちではぶれるのでカメラを地面に置いてタイマー設定して撮影。私のカメラでは露出時間は4秒が最長であり明るい星しか写らないが、全く星が映らないわけでもなかった。

 星空の下を歩いていると北西方向(富山県方面)の空が誰かがフラッシュを焚いたように時々白く光った。最初は何だか分からなかったがどうやら遠い雷の光のようだ。音は全く聞こえなかった。明るくなって空が見えるようになる時間帯になると、まさに北西方向に背の高い積乱雲が見えていた。朝から積乱雲とはよほど大気の状態が不安定なのだろう。

 横通岳を巻いて2640m鞍部付近では朝露に濡れたハイマツが登山道にはみ出しているので手で半分分けながら歩いたが、冷たい水で手も腕も冷え切ってしまった。この時間帯は前にも後ろにも登山者の光はなく、まさに私が露払い。まあ、暑いよりはいいけど。暑い昼間にこのハイマツが濡れていてくれると助かるのだが、日中に日が当たれば露はすぐに乾いてしまうだろう。登山道には光は見えないが槍穂の稜線には小屋の光が見えていた。中でも出発準備中の登山者のものと思われる槍ヶ岳山荘付近の光は強力で、時々こちらを向いた時には眩しいと思えるほどの光度であった。

 濡れたハイマツ帯を抜けて東天井岳を巻いて中天井岳への登りにかかるところで西寄りの風を感じるようになり防寒装備着用。もうこの先は濡れたハイマツは無い。この時間帯は東の空は赤く焼けてきたが雲の高さが高くて志賀高原の山々も見えなかった。日の出は雲の上からになりそうで少し遅れそうだ。

 ようやく傾斜が緩んだ地点で縦走路を離れて久しぶりに中天井岳立ち寄ることにした。以前登ったときには道は無くて適当に登った記憶があるが、今回は明瞭な道ができていてびっくり。それに先客がいたのにもびっくり。おそらく多くの登山者は大天井岳で日の出を見ようと考えるだろうが、混雑を避けてこちらに来ているのかもしれない。

 短い立ち話の間に日の出を迎えた。雲が高いので奥日光の山々は見えないが、八ヶ岳、南アルプスは良く見えていた。ここからだと乗鞍岳は明神岳に隠れて見えず、木曾御嶽がかろうじて見えていたが、大天井岳まで行くと木曾御嶽も隠れてしまった。大天井岳山頂には10人以上の人影が見えていて大賑わいの様相。写真撮影してその大天井岳に向かう。稜線沿いにも踏跡があるが往路よりは薄く、適当に辿って縦走路に合流した。

 大天荘に到着するとテント場には10張くらいあり、金曜の宿泊としては数は多いと言えよう。ここは表銀座の中央部であり、これから常念岳方面、燕岳方面、槍ヶ岳方面へと向かうのだろう。明日が日曜ということを考えればもう1泊の人も多いかも。

 大天荘の横から大天井岳山頂へと向かう。山頂で日の出を見終わって下ってくる登山者とすれ違う。全員が小屋泊りが幕営なのでザックを背負っているのは私だけ。でもまさか日帰りで一ノ沢から上がってきたとは思われないであろう。

 岩ゴロゴロの登山道を登って久々の大天井岳山頂に到着。山頂の人数は数人に減っていて写真撮影する人、静かに展望を楽しむ人などそれぞれ。私はまずは展望写真を撮影。頚城山脈は近いわりに辛うじて薄っすらと見える程度で空気の透明度が良くない。。志賀高原は見えなかったが時間経過と共に浅間山と四阿山がかろうじて見えてきた。八ヶ岳、南アルプスは雲海の上にしっかりと見えていて、今日は南方面の眺望が良かった。近場の北アルプスは問題なく見え、西側眼下には硫黄尾根の硫黄岳と赤岳。相変わらず赤岳周辺の崩壊具合は凄い。水晶岳の右側に頭だけ見えているのは薬師岳だった。

 写真撮影の合間に雷鳥でもいないかと周囲を見渡したら本当にいた! 大天井岳で雷鳥を見たのは今回が初めてで母親と子が2羽いた。山頂西側から北側へとよちよち歩きで進んでいき、最後は冬道に乗ってハイマツの中に姿を消した。私が最初の発見者だったので山頂にいた登山者に声をかけた。

 山頂には1時間ほど滞在して展望を堪能し、無人となった山頂を出発した。

 帰りはいつものように花を探しながらだが、ここでも夏の花は終わってもう秋の花に切り替わり、トウヤクリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、タカネヨモギが主役であった。大天荘裏手の緩斜面にはチングルマの群生地があり、もしかしたらミヤマリンドウが混じっていないかと目を皿のようにして丹念に探したが発見できず。ミヤマリンドウやタテヤマリンドウはチングルマに埋もれて生えていることが多いが、チングルマがある所に必ずあるというわけではない。この他にもチングルマの綿毛が見られる場所でミヤマリンドウを探したが1箇所も見られなかった。

 大天荘のテントはめっきり数が減って大半は出発した後だった。まだ時刻は午前6時過ぎなので今日入山した登山者はここまで到達していないので新たなテントはこれからだろう。登山道脇にはミヤマコゴメグサが多く見られ、イワツメクサ、タカネツメクサ、コマクサはいずれも咲き残り程度だった。

 帰りは往路で巻いたピークに足を延ばすことにしてまずは東天井岳。明瞭な踏跡を辿って登ると山頂直下で下ってくる単独男性とすれ違う。無人の東天井岳でパノラマ展望写真を撮影。燕岳付近はもうガスが上がってきていて、予想通り今日は早い時刻から稜線はガスに覆われそうだ。東の雲海の高さが高かったからなぁ。夏の北アルプスでは安曇野側で雲海が毎日のように見られるが、日が高くなるとこの雲海が斜面を上がってきて稜線をガスで覆ってしまうのがパターンである。

 ハイマツの中に切られた水平の道を東へと進むと左手に猿の群れを発見。数年前には横通岳付近で猿の群れを見たが、こんな高さまで登ってくるのが常となっているのかも。猿は雷鳥を食うことがあるのでここでは困った客だ。

 早朝は濡れていたハイマツはほとんど乾いていたが、最初に通過した私が露払いしておいたので、大天荘から常念岳方面へ縦走に向かった最初の登山者の濡れ方はそれほどでもなかったはずだ。この時間帯だと常念岳方向に向かう人、逆に常念岳方面からやってくる人と両方とも見られた。

 東天井岳から常念乗越にかけては登山道脇にクロマメノキが大量に自生している。木とは言っても森林限界を越えているので地面に張り付くような低いものである。葉っぱの色と似ているのでよ〜く見ないと分からないが、今年も例年通りにたくさん実を付けていた。クロマメノキは天然のブルーベリーの一種であり実は食用となる。国立公園内では実の採集も禁止だが、これだけ多く実が生っていると野生生物でも食べきれなくて腐って落ちるだけであり、もったいないので少々いただいて立ち食い。野生種なので甘みが強くはないがそれなりにある。水分が多いので水が無くても食べやすい。

 横通岳への直登ルート分岐で山頂を巻いてしまう登山道を離れて山頂へ。登山道よりも道の濃さは薄まるがそれなりに明瞭な踏跡が続くし、主に砂礫の斜面なので藪は無く歩きやすい。ここからだと涸沢が真正面に見え、最大ズームで撮影したらテントも見えた。涸沢の雪はもうほぼ完全に消えてしまっていた。

 傾斜が緩んで山頂が見えると数人の姿あり。以前はこんなところに足を延ばす登山者はほぼ皆無だったのが、ここ数年で登る人がずいぶん増えたものだ。4人ほどが休憩中で、私は展望写真を撮影して即下山。もう常念乗越にもガスが上がり始めていて常念岳も時々雲の向こうに隠れてしまう。これなら一ノ沢の下山はガスの下で日陰で涼しいかな。縦走路に向かって下っていく途中で登りの1人とすれ違った。

 縦走路に合流して常念乗越へと下っていく途中で登山道上に雷鳥親子が登場。今度は母親+子が1羽のみ。親子とも登山道の縁に陣取って人間が近付いても逃げようとせず、1mくらいまで近付いても逃げなかった。とは言え堂々としているわけではなくびくついていつでも逃げ出せる態勢をとっていたが。すぐ横はハイマツなので逃げ込むのは簡単なはずなのに。でもおかげでじっくりと写真撮影できた。

 短い樹林帯を抜けて再び森林限界を越えると常念乗越到着。時刻は午前8時半であり、今あるテントは昨夜泊のもので、おそらく住人は常念岳か大天井岳を往復しているのだろう。鞍部を安曇野側からガスが上がってきているので常念岳は見えなくなっていた。

 一ノ沢ルートを下ると登りとのすれ違いが多いが、この時間だと下りの登山者もそれなりにいる。もちろん常念小屋泊か幕営だと思われるが、既に長時間歩いている私でも日帰り装備で荷物が圧倒的に軽い影響か下りの人を次々と追い越していく。

 最終水場で濡れタオルに水分補給し、顔と腕を流水で洗ってさっぱりする。今日は水辺で休憩する人の姿がいつもより多く見られた。暑いからなぁ。鞍部でガスが上がっていたのでずっと日差しが無いかと思ったら日差しが無いのは稜線近くだけで、常念乗越から離れるに従って雲が切れて日差しが復活し暑くなってしまった。下りの私でも汗だくなので登りはもっと汗をかかされるだろう。おまけに私は半袖半ズボンなのに大半の登山者は長袖長ズボン。暑くないはずがない。水辺で休憩したくなるのも当然だろう。

 ここは先週歩いたばかりなので、どこに何の花が咲いているのか把握しているので要所要所で撮影しながら下っていく。とは言え胸突き八丁上部の高巻区間以外は花の種類は極端に少ない。登山口に近付くに従って登りですれ違う人は徐々に少なくなっていく。最後のランドマークである山ノ神にいたのは全て下りの人であった。

 山ノ神から僅かに登り返して鋭角に右に曲がる箇所で登山道を離れてロープで塞がれた左へ入るとこの渇水でも水が流れる沢が登場。ここが一ノ沢ルートにおける私の水浴び場である。登山道から完全に見えないわけではないが木の葉が茂った時期ならほぼ見えないので安心して水浴び可能。しかも登山道から数10秒しかかからないし、ここから登山口まで10分弱なのでのんびり歩けば水浴び後に汗をかくこともない。顔と腕を洗い、濡れタオルで上半身と足を拭えば汗でべとついた肌がさっぱりして気温が低下したような体感となり気持ちいい! 夏はこれが欠かせない。

 水浴びを終えて登山道に復帰して林道終点の登山口に到着すると、山ノ神で追い越したパーティーが待ち受けていたタクシーに乗り込むところだった。穂高駅までとすると人数割りだと一人\1000くらいだろうか。単独ではこうはいかないのでタクシーは簡単には使えず、縦走は困難なのが難点だ。

 駐車余地に到着。車は出発時と変わりがなく、一番遅く出発した私が一番先に戻ってきたわけだ。着替えて車を走らせると公式駐車場付近の路側にはほとんど車は無く、通常の週末よりも車の台数は少ないようだった。

 

山域別2000m峰リスト

 

ホームページトップ